古いピアノも娘と弾けば

実家には私の祖母が私の為にと買ってくれたピアノがあります。
グランドピアノではないのですが、当時は結構な値段がしたと言います。
ピアノ教室の先生の指導方針と会わなかった私は、練習がだいっきらいで今でも好きな曲しか弾けません。
むしろ歌う方が得意でした。
そうしているうちに上達しないピアノの習い事はやめ、剣道などをやるとそちらの方が上達してしまったという悲しい現実があります。

使われなくなってもピアノは年に数回音の調整をしなければなりません。
その為にお金を払って調律師さんに来ていただかなければならないのですが、弾かないピアノにお金を払ってもねぇということで、長いこと調律されていませんでした。
先日、実家に帰った時ピアノの調律師さんが家を出て行くところを見ました。
いぶかしんで小さな娘と一緒に帰ってみると、私の母はにんまり笑顔で孫を抱き上げピアノのところまで連れて行きました。
そうです。
どうやら孫の為にピアノの調律をしたようなのです。

もちろんドレミのドすらわからない乳児ですから、ばんばんと両手で鍵盤を押すことしかできませんが、それでも本人はずいぶんとご満悦。
祖母は孫がピアノを弾いてくれるのを夢見ているようです。
私がもう少しピアノをまじめにやっていたら娘にピアノを教えてやることもできたのでしょうが、後の祭りです。
古いピアノも娘と弾けば、いろいろなことを思い出すのでした。
酵素ミドリムシ 楽天